IFRSに関する問題点

IFRSとは国際会計基準審議会によって設定される会計基準のことである。
いまこのIFRSをめぐって、特に大企業で問題が表面化している。
コーポレート・アドバイザーズ

そもそも日本企業と欧米企業では会計情報に関しての価値観が大いに異なる。
欧米企業、特にビジネスをグローバルに展開している企業は会計情報を「経営管理の道具」と位置づけている。

これに対して、日本企業の多くは会計情報を「財務諸表を作成するための数値」としかとられていない。
また、日本の産業界は投資の判断となる一時点の企業価値よりもゴーイングコンサーン(継続企業の原則)に重きを置いていることに大きな違いがある。

世界を揺るがせたリーマンショック後、日本企業では税務上は赤字企業でありながら、会計上は黒字企業になるため重い税負担が生じるといった現象が起きた。
このため、海外の投資家からも会計の国際化が叫ばれた。

しかし、2011年6月までに日本基準と国際会計基準の違いを解消するとしたものの、日本を代表する大企業がIFRSの強制適用を見送るよう金融庁に要望書を提出するなど難色が示されたことなどから現在2015年3月期の強制適用は見送られた。

2011年09月24日 |

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